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関屋記念、エルムS回顧
1番人気ミッキーグローリーが休み明けをものともせずに重賞2勝目を飾った。
マイネルアウラートが逃げる展開で、前半600m34秒7、前後半800m46秒5、45秒6のややスローの流れ。道中は後方で脚を溜めたミッキーグローリーがゴール前で前の馬を一気に差し切って先頭ゴールを果たした。
勝ったミッキーグローリー。休み明けでも仕上がってはいた。ただ、行き脚がつかず後方での競馬で直線でどれだけ伸びるかという競馬だったので、勝ったのは儲けもののような感じもする。それでも末脚はさすがにG1でもやれた馬のものだし、能力がないとできない芸当。素直に評価するべきだろう。
2着ミエノサクシード。外目を追走して早めに動く競馬。直線は満を持して伸びてきたし、完全に勝ちパターンだった。平坦で直線が長いコースはベストだし、牝馬同士なら重賞制覇も可能だろう。
3着ソーグリッタリング。前につけて自ら勝ちに行く競馬。重賞でこの内容は負けて強しの内容。完全に本格化したし、安定感も出てきた。血統的にまだまだ良くなりそうだし楽しみ。
新潟外回りらしく決め手の求められる展開だった。負けた馬たちも得意条件でいくらでも巻き返してきそうなレースだった。
エルムS(G3)
2番人気モズアトラクションが末脚を発揮して重賞初制覇を飾った。
激しい先行争いを制してドリームキラリが逃げるも、前半1000m58秒5のハイペース。先行集団が総崩れの中、道中は後方にいたモズアトラクションが末脚を伸ばして最後は突き抜けて先頭ゴールを果たした。
勝ったモズアトラクション。これまで末脚はありながらムラがあった。小回りでも脚を使えるようになったし、展開も向いた。ただ、平安S組のレベルの高さを考えると、まだ良くなりそうだし、距離延びても問題ないだけに秋以降注目。
2着ハイランドピーク。道中は中団での競馬。この馬もムラがあるが、走ればこれぐらいは走れる馬。今後も気分次第なだけに、難しいが、能力だけなら重賞勝ち負け。
3着サトノティターン。こちらも休み明けでムラな馬。相当に難しいが、脚は持っている。小回り不向きなだけに、よく走っている。年齢のわりに使ってないし、まだまだやれる。
グリムは7着。外枠から流れに乗るものの、そのまま脚を使えず。もともとはこの距離でも大丈夫だったが、交流重賞慣れしすぎてるかもしれない。距離も忙しかった。
展開に左右されたが、上位陣はいつ走るかわからないものの、こういう競馬で台頭した。むしろ、次走以降なら前に行って粘った馬の巻き返しに注意しておきたい。
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